わたしは約10年前から片頭痛と付き合っていますが、大体どの時期にどういうタイミングで頭痛がしそうかが掴めてきました。また片頭痛が始まった時の対処法や予防につながることなどわたしが行っているセルフケアを紹介できたらと思います。
わたしの片頭痛の特徴
わたしの片頭痛が起こるタイミングは、寝不足、寝過ぎ、残業続きの日、雨が降りそうな時、生理前・生理中です。朝起きた時から「なんだか頭が痛い感じがする…」という日もあれば、仕事中に眠気が強くて頭がだんだん痛くなることもあります。頭痛薬を飲まずに弱い頭痛のまま一日が終わることもありますが、電気や外の明るさ、食事・香水などの匂いに敏感になりさらに頭痛がひどくなり、吐き気が出たり吐いてしまうこともあります。頭痛薬を忘れて一日頭痛を我慢して仕事をしたことがありましたが、帰る前に我慢の限界で職場のトイレで吐いてしまったこともあります。でも吐いたからといって頭痛が和らぐかと思えばそんなこともないし、頭痛は怪我のように目に見えて分かる症状でもないので周りに辛さ、しんどさをなかなか分かってもらえないことが本当に辛いです…笑
わたしなりの対策と工夫
- 頭痛がひどくなる前に薬を飲む
「頭が少し痛いな」で済む日もありますが、大体はひどくなっていくことがほとんどなので、本格的にズキズキしてくる前に何か食べ物をお腹に入れてから頭痛薬を早めに飲むように心がけています。なのでどこに行くにしても必ず頭痛薬を持って行くようにしています。ただし薬によって間を空けないといけない時間や一回の飲む錠剤の数は異なるので使いすぎには注意が必要です。
- 暗い静かな場所で横になって痛い方の頭を冷やす
頭痛薬を飲んでも痛みが和らがないこともあります。明るい場所や賑やかな場所にいたり、体を動かしていると特にひどくなりやすいです。そんな時はなるべく暗くて静かな場所で横になって休むと少し痛みがマシになります。片頭痛は頭の血管が拡張することでズキズキ痛むと言われています。そのため休む際にアイスノンや冷えピタなど冷たい物で、特に痛む場所に当てて休むとさらに痛みが引いてきます。実際にわたしも薬を飲んだけど吐き気がするくらい痛むときにこの方法で休みましたが、頭を冷やした後は痛みがかなりマシになりました。
- 肩こり・首こりを予防する
片頭痛がする前に肩こり、首こりの痛みがひどくなることもあります。そのため、日頃から肩周りをよく動かしたり自分で揉んでマッサージをしてみたりしています。
しかし自分でマッサージするのも疲れてしまう時もあります。そんな時はマッサージガンを使って肩こり・首こりを和らげています。仕事柄、腰によく負担がかかり、腰痛に悩んでいたときに職場の先輩から貸してもらって使ってみたのですが、張っていた筋肉が細かい振動により緩み、痛みが軽減されました。もちろん肩こり・首こりに対しても同様です。仕事やイベントで体が凝って疲れている時は寝る前に欠かさず使っています。
- 普段飲まないけど、頭痛がしそうな時にカフェインを少し摂取する
カフェインには血管を収縮させる効果があります。そのため、脳の血管が広がり痛みを感じさせるこおが原因の片頭痛には適度な量のカフェインを摂取することは効果的です。
あんまり実際にわたしも野外ライブ前に弱い頭痛がし始めた時に、今薬を飲んで効かなかったら全力で楽しめない!しっかり痛くなってきた時に薬を飲めるようにしたい!と思い、薬を飲む前にコーヒーを一杯飲みました。すると痛みはほとんどなくなり、その後は薬を飲まず、ライブを全力で楽しむことができました。
ただし普段からコーヒーやエナジードリンクなどカフェインが多く含まれるものを毎日摂取している方はカフェインが切れることで起こる「カフェイン離脱頭痛」を引き起こすことがあるので注意しましょう。
最後に
片頭痛は人によって痛みの程度や頻度、起こるタイミングなどは違います。しかし、頭痛の引き金になり得る原因を知りそれを少なくしたり予防できることもあります。まずは自分の片頭痛が起こるタイミングやトリガーを知ることから始めてみるといいかもしれません。その中で、今回紹介したわたしなりの片頭痛の付き合い方と対策がひとつでも誰かの役に立てたら嬉しいです。
また、あまりにもひどい頭痛や吐き気が治らない、手足が痺れるといった症状がある場合は、我慢せず頭痛外来など病院にかかるようにしてくださいね。
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